プラグワイヤーの中では名実共にNo.1と思われていたノロジー・ホットワイヤーですが、新たに対立候補が出現( ̄□ ̄)!!
その名もサンダーボルト!!
ホットワイヤーやらサンダーボルトやら正義の味方とその宿敵みたいな名前ですが、
このサンダーボルトを良く調べてみると結構凄いことが判明。
単純な構造を説明するとワイヤーの径を極太にすることでコイルからの電流をより大量に流せるようになっています。
実はコレがホットワイヤーとの決定的な違いなのです。
簡単に言うと、ホットワイヤーは『蓄えて流す』のに対してサンダーボルトは『常に流す』
瞬間的な出力は明らかにホットワイヤーの方が上だと思いますが、
逆に言えば一定の出力を保っているサンダーボルトの方が『より安定している』のです。
安定しているということはメカ音痴の自分にとって(トラブル予防の)何よりの安心材料になってくれるなと思いました。
当然『ホットワイヤーが安定していない』とか、『トラブルが出やすい』というわけではありませんのであしからず(。・ω・)ノ゙
取り付けは上記のホットワイヤーのリンクを参考にして下さい(o^―゜)b
唯一気になっていたのがワイヤーにプリントされたサンダーボルトの文字。
ちょっと・・・いやかなりダサ(略)
黒とメッキの車体にゴールドが入ってはマズいということで、文字が車体の裏側になるように装着しましたww
結果としては、同時にイグニッションコイルを交換した相乗効果かもしれませんが
交換後はわずかながら加速が滑らかになり、車体が軽くなった感じがしました(o^―゜)b
体感的には僅かな差なので、実際に双方を比べてどちらが自分の好みの走り方に近いか。
他には安定性やその他の点火系パーツとの相性などで決めてしまってもいいと思います( ̄▽ ̄)
個人的には低速・低回転の安定性とイリジウムプラグとの相性を考慮してサンダーボルトに軍配(゚∀゚)人(゚∀゚)
・SUMAX RACE READY 10.4mm THUNDERVOLT-50 SET
・52033(SUMAX)
・99年以降ツーリングモデル(EFI車は除く)、04年以降スポーツスターモデル(XL1200Sは除く)
※他車種設定あり、要確認。
・$49.95(¥7,000前後)
マフラー、エアクリーナー、キャブレターと徐々にカスタムを進め、次なるステップは点火系(・∀・)
点火系の一連の流れは良く『水道』に例えられることが多いです(今後の点火系のインプレでも使うと思います)。
コレは電気と水という違いはあれど、基本的な流れが同じ仕組みだからですね(o^―゜)b
点火システムの出口となるのがプラグ、水道で言うと蛇口の部分。
しかし、仮に蛇口だけを大きくしたとしても貯水タンクや水道管の大きさが変わらなければ大きな効果は期待出来ません。
そこで、比較的手が出しやすい水道管を大きくするというのが今回のカスタムの流れ(・∀・)
と言うわけで今回紹介するのはノロジー・ホットワイヤー(゚∀゚)人(゚∀゚)
プラグワイヤーの中でもド定番、名前を知らない方は少ないかと思います。(o^―゜)b
それでは交換(・∀・)
プラグワイヤーはプラグとイグニッションコイルを繋いでいるだけなので作業内容は凄く簡単なのですが、
ツアラーのイグニッションコイルはタンクとフロント側ロッカーカバー間の非常に狭い場所に着いています。
そのままの状態ではマトモに作業が出来ませんので、まずはタンクを浮かせる準備をしましょう。
準備が整ったら、タンクとメインフレームの間にタオルを入れてスペースを確保します。
これでコイルからプラグワイヤーが引き抜けるようになります(・∀・)
ロッカーカバーへの接触は十分に注意して下さい(o^―゜)b
コイルの端子にはF(フロント)・R(リア)が表記されていますので(外さないで見えるかな(・・)?)
Fに短い方を、Rに長い方を差し込んで下さい(o^―゜)b
※自分の車輌では車体左側がフロント、右側がリアになっていますが、現車確認をオススメします。
F・Rの表記が確認出来ない場合は、片方ずつ交換すれば間違えることはありません( ̄▽ ̄)
後は車体を左から見てFを左、Rを右のプラグに差し込んで終了(o^―゜)b
通常であればここで終わりなのですが、ホットワイヤーにはアース線が装備されていますΣ(゚Д゚)
そこでタンクをそのままの状態にして、ホーンの上にあるエンジンハンガーにアースを装着しましょう。
片方ずつの脱着がお勧めですが、気をつけないといけないポイントが一つ。
アース線を通して再度ボルトを装着する際、ボルトが上手く入らない場合があります。
アルミのシリンダーなので、硬いと思ったら無理せずスムーズに入るまでトライしましょう(・∀・)
無事にアースを装着したらタンクとシートを戻して完成です(o^―゜)b
尚、純正のプラグに関しましてはプラグギャップを0.035インチ(0.9mm)に設定した後テスト走行を行い
必要であればミクスチャースクリューでセッティングを出して下さい(´∀`)
装着後すぐに気付いた点としては、アイドリング時の一発一発の鼓動が強くなった感じがしました。
走りに関しては体感出来るような変化ではないものの、わずかに車体が軽くなったような走りです。
このホットワイヤーは一時的に電気を溜めて流すような仕組みになっているらしく、若干ではありますが
点火時期が遅れますので場合によっては装着後はアイドリングのリズムに変化があるかもしれません。
点火時期が遅くなるとトルクが上がるみたいなので、この部分でも効果が出ているのかもしれませんね(o^―゜)b
唯一の欠点としてはイリジウムプラグとの相性が悪く、この組み合わせはプラグがカブりやすいとのこと。
自分は常にカブっているような状態なので関係ありませんがΣ(・ω・ノ)ノェェエ
ホットワイヤーには純正プラグとの相性が良いみたいなので、プラグを交換されていない方はそのままでオッケーです(o^―゜)b
・NOLOGY HOTWIRES
・012052112
・99年~03年ツーリングモデルに適合/ブラック(他設定あり、要確認)
・$74.53(¥17,000前後)
点火系チューンの初歩と言えばやはりプラグ(o^―゜)b
全てのバイクに於いて一番馴染み深い点火系パーツ、詳しい仕組みを知らない方でも名前だけは聞いたことがあるでしょう(´∀`)
プラグにも構造の違いで色んな種類があり、交換することによって様々な効果を発揮します(・∀・)
その中でも定番とも言えるイリジウムプラグですが、簡単に説明すると
中心電極を細くすることで電気を一点に集約し、着火性能を向上させるというものです(o^―゜)b
走りという点(トルクとか加速とか)で言うとプラグ単体で体感出来るほどの効果はあまり期待出来ませんが、
着火ミスが少なくなるのでエンジンには良い状態が期待できます( ̄▽ ̄)
プラグの交換はコチラをご参考に(o^―゜)b
プラグを装着する際に良く言われるのがプラグギャップと言われるもので、中心電極と接地電極の隙間の数値を指します。
ストックのプラグに関しては指定の数値があるのですが、
DENSOに関しては調整済みの状態で出荷してありますので、何もせずそのまま交換でオッケーです(o^―゜)b。
しかし、イリジウムプラグ全般には他の電装系と相性の良し悪しがあるらしく
一例としてノロジーホットワイヤーを組むとカブりやすくなるといった情報もちらほら。
自分も上記の組み合わせ(イリジウム&ホットワイヤー)時期がありましたが、
万年カブり気味のセッティングなのでどの程度の違いがあったのかわかりませんでした(o`∀´o;)
そして電極が細くなった分、やはり耐久性が落ちるのは間違いないと思います。
メーカー推奨の交換周期が3,000~5,000kmとなっていますので、
個人的にはオイル交換と同じ周期(3,000km)で早めに交換することをオススメします(´∀`)
オイルと同じくらいの認識(重要性、交換時期)を持つことがグッドコンディションへの第一歩なので、
プラグの交換が出来ない方もコレを期に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか(´∀`)
・DENSO IRIDIUM POWER
・IXU22-5308
・¥1,500(1本)