この日、おかげさまで我がロードキングが納車から丸4周年ヾ(*´∀`*)ノ
これまでもブレーキやタイヤ等様々な場所をメンテナンスしてきましたが、劣化するのは目に見える部分だけとは限りません。
それは先日、スタビライザーを交換して頂いた際のこと。
担当メカニックのHさんがカスタム終了後に試乗した際『走行中に違和感がある』とのことでした。
簡単に説明すると、通常では出るはずのない妙な底付き感が時々出ているということでした。
カスタム後に(その違和感を自らが確認するために)一度自分のトコロに帰ってきたものの、
『そのままの状態で走り続けるのはオススメ出来ない』というアドバイスを受け、急遽バイクはディーラーへUターン。
因みに自分が走った際もその違和感は確認出来ましたが、何と表現すればいいでしょうか・・・
ノッキングのような、リアサスのセッティングが出ていないような、
後ろから小突かれてるようなコツコツとした微細なショックが車体全体から伝わってくるような感じでした。
ディーラーへ逆戻りした我がロードキングはその同日に交換したスイングアームのベアリング内部から
リアサスのセッティング、サイレンサーに至るまでくまなく調べて頂いたところ、
今回交換したスタビライザーの更に下に着いているパーツに問題が発覚。
このパーツはエンジンのラバーマウント。
言うまでもなくエンジンの振動緩和に直接関わる非常に大事なパーツなのですが、ご覧の通りラバーの一部が裂けています。
Hさん曰く『恐らくこれが原因なんじゃないか』ということで新品に交換して頂いたところ見事に的中、
交換後に走ったところ振動がピタリと止んだではありませんか。
凄く簡単に説明すると、ラバーマウントが劣化して振動を吸収できなくなってしまい、
そのショックがフレームを伝って先述のような底付き感となって出ていたのです(本当に簡単だw)。
正直なトコロ『こんな数センチにも満たない傷であんな振動が出ちゃうの?そんなバカな~』 という気持ちだったのですが、
その予想は全くの逆。
水溜まりに落とした一滴の水が波紋となって大きく広がるように、
吸収できなかった僅かな振動が徐々に大きくなって車体に伝わっていたのです。
しかも、今回の話はこれだけではありません。
実は以前から信号待ち等で停車する際、完全に停まる直前に(フロントフォークが軽く沈み込むように)
フロントブレーキを少し強めにかけると、そのフロントフォークが沈んだ際に『コンッ』という底付きのような堅めのショック
(ショックそのものは軽微ですが明らかにフォークの底付きとは違う類の衝撃)がありました。
一度その症状を相談した当時は『恐らくフロントフォークの内部に問題があるのではないか』ということでしたが、
走りそのものには全く支障が無かったことと、仮に診て頂くと例外無く高額になってしまうということで、結局そのままの状態に。
そして今回、驚きの事実が発覚。
勘の良い方はもうおわかりかと思われますが、その停車時の違和感もこのエンジンラバーマウントに原因があったのです。
その停車時の違和感も今回の修理でピタリと病んだではありませんか・・・。
この驚愕の事実には凄いを通り越して冷や汗が出そうなほどでした。
自分程度の経験では絶対に見つけられなかったであろう今回のトラブル。
自分の周りの友人知人は勿論ですが、
信頼できるショップ、そしてプロフェッショナルスタッフの皆さんがいてくれてこそのハーレーライフだなと痛感。
おかげさまで記念すべき4周年を無事に・・・と言うよりも過去最高のコンディションで迎えることができましたヾ(*´∀`*)ノ
・エンジンマウント/フロント
・16207-79D
・¥21,520
納車直後から長い間、我がロードキングの足元を飾ってくれたスタンドカバー。
シンプルな仕上がりで特に不満も無くこのままずっと着けたままにしていようと思っていたのですが、
スタンドカバー真横のスタビライザーをクロームに交換したのを機に取り外すことにしました。
※詳細はスタビライザーのインプレをご覧下さい(o^―゜)b
そうなると今度は、外して露出した部分(スタンドブラケット)のドレスアップを考えなくてはいけません。
そこで今回はレッグストップとソレを留めているフランジナットをクロームに交換することにしました(o^―゜)b
停車状態だとレッグストップに車重が掛かっているので外れてくれません(´Д`)
一人での作業はエクステンダーのような状況になってとても危ないので、
可能であれば知人友人に跨ってバイクを起こして頂き、チャッチャッと交換しちゃいましょう(o^―゜)b
スタンドがフリーになれば作業そのものは5分も掛からず出来てしまいます(´∀`)
作業が短時間で済んだので『どうせやるなら』ということで今回は他にもドレスアップの必要がある
スタンドブラケットの取り付けハードウェア、スタンドスプリングも一緒に交換(´∀`)
仕上げに長い間カバーに隠れて積もりに積もった汚れも綺麗に取り除き、完成( ̄▽ ̄)
コレは凄い!クロームの表面積そのものは減ったものの、質感やスタイルの面では圧倒的に交換後に軍配が。
カバーが外れたことで本来のスタイルに戻り、今回取り付けたストラップ&ファスナーキットが
スタンドそのものに大きなアクセントを加え、大満足の仕上がりヾ(*´∀`*)ノ
スタンド周辺に関しては過去最高の組み合わせ、(スタンド周囲の)カスタムもほぼ完成です(o^―゜)b
・ジフィースタンド・ストラップ&ファスナーキット
・50309-02
・80年~06年ツーリングモデルに適合。
・¥5,070
スタビライザーと同時にスタンド周囲をドレスアップ。
『どうせやるならここまでやってしまえ』ということで一緒にスタンドスプリングにまで手を伸ばしてしまいました。
交換そのものが結構面倒なのですが、過去のトラブルでスプリングを一度交換したことがあったので今回はチャッチャと交換( ̄▽ ̄)
取り付けに関しましては、スタンド、フットボード周辺のリンクを参考にしてください(o^―゜)b
車体からスタンドブラケットを外すと同時にスタンドレッグとスプリングも楽に外せると思います(・∀・)
スプリングを交換後、ブラケットを元に戻してスタンドがちゃんと機能するかを確認しましょう( ̄▽ ̄)
強引に取り付けをしてしまうとスプリング(の両端にあるフック)が伸びてスタンドがプラプラになってしまうので
スプリングに極力負荷が掛からない方法で取り付けを行って下さい(o^―゜)b
ストックのスプリングは不測の事態に備え、ツールバッグの中に工具と一緒に入れておきましょう。
ツーリング先でスプリングが伸びてしまったという話も多少耳に入っており、
自分の過去の経験で話をさせて頂くとこれほど太いスプリングはそこらのお店で簡単に手に入るものではありません。
・V-TWIN FLT KICKSTAND SPRING
・13-0182
・99年以降ツーリングモデルに適合。
・$8.98(¥1,500前後)