1年中チョークが必要なハーレーにとって何よりも怖いのがエンスト。
暖気不足でエンストだけならまだマシですが、そのエンストが引き金でバランスを崩して転倒なんてことになるとさぁ大変。
特にアイドリング時のガスを濃くしている自分にとって、チョークを使うタイミングは非常に重要で
チョークを使う足りなければ暖機不足でエンスト、多ければプラグのカブりでエンスト・・・。
エンストエンスト書いていると、自分のバイクがポンコツに思えてきてしまうのでこのへんで。
そこで暖機方法を見直し、チョークを引いてエンジン始動後、間髪入れずにチョークを戻します。
チョークを戻しながらエンジンが死なないようにスロットルで回転数を維持するというものですが、コレが意外と面倒(´д`)
できればスロットルで上げるのではなく、アイドリングそのものの回転数を上げられれば
エンストもしない、プラグもカブらない、すぐに走れるといいこと尽くめ。
改めて考えれば、チョークを引いて暖気しながらタバコを一服なんてのは出荷時のガスが極端に薄い状態のみ。
更に、スタンドを降ろして暖気するのは(バイクが傾いた状態なので)オイルの循環からもオススメではなく
加えてエンジンだけではなく、タイヤやミッションにも暖気は必要なのです。
つまり暖気は走りながらというのがベストなんですね(o^―゜)b
話を戻しますが、アイドリングの回転数を上げるにはキャブレターのアイドルアジャスターの調整で可能なのですが
ストックではかなり奥に入っており、コレを毎回イジるのはサスガに限界があります。
そこでハーレーではお馴染み、アイドルアジャストスクリューの登場゜+.(・∀・)゜+.゜
KIJIMAのアイドルアジャストスクリューは数種類ラインナップされているのですが、基本的な装着方法は全て同じです(´∀`)
まずエアクリーナーを外してキャブレターを少し手前に引きます。
次にキャブレタートップカバーの右側についているアイドルスクリューとスプリング(No.19 & 20)外します。
外した部分に今回のアジャストスクリューを装着(スプリングはリユーズ)、種類別にマウントして完成゜+.(・∀・)゜+.゜
※キャブを戻す際にシールリングの噛みが無いよう、十分に注意してください。
装着後にエンジンがかからない場合、このアジャストスクリューの締め込みが足りない場合が多いので
エンジンを掛けて徐々に戻しながら、明らかに足りないようであればスクリューを締めこんでいきましょう(o^―゜)b
自分が選んだのは巷でお馴染みのキャブレタートップカバーマウントではなく、
エアクリーナーのブリーザーボルトと一緒に取り付けられるロングタイプ( ̄▽ ̄)
あまり目立ってしまうのも嫌だったので出来るだけ自然な感じを狙い、
(車体を真横から見た状態で)アジャスターの角度を奥のロッカーカバー&フィンのラインと揃えてみました(´∀`)
下を向いているので使いにくそうな感じに見えますが、
シートに向かってノブがついているので停車時の操作はショートタイプよりも楽に行えます(o^―゜)b
納車直後に装着する方もいらっしゃるようで、暖気時のエンスト防止と言う点では非常に心強いです(´∀`)
利点としては先ほど説明した通り右手(スロットル操作)フリーで暖機が行えるので、走りながらの暖機が格段に楽になります。
暖気が終わったら正規の回転数(850~1050rpm)に戻してあげましょう(o^―゜)b
ある程度乗っていればストックの回転数はリズムや鼓動で十分覚えられますので、タコメーターがなくても問題ありません(´∀`)
欠点らしい欠点も見当たらず、使えば納得の超便利パーツです(´∀`)
・KIJIMA アイドルアジャストスクリュー
・HD-04473
・CVキャブ用、ロング ステー付セット
・¥3,990