※今回の日記は3度にわたってホーンの移設とその経過を書いております。少々長くなりますがお付き合いください(´∀`)
前日にマフラーを交換して喜んでいたのですが、今度はホーンの音が全く聞こえなくなってしまいました。
それでなくとも、ストックのホーンは音量も音質もイマイチ。
道を譲って頂いた時や、一緒に走った仲間とバイバイをする時など、
ホーンの利用が多めな自分にとってはダンディーな去り際を見せたいトコロ(無理)
しかしバイクそのものがホーンのラインナップが非常に少なく、交換率もかなり低め。
そこで、同じ理由でシャドウに装着していたホーンを装着できないかと流用作戦を開始しました(o^―゜)b
MITSUBA ALPHAⅡ、どこのカーショップにも置いてある四輪では人気No.1のホーンです。
装着してからそれほど時間が経っていない状態でシャドウを手放したので、外した後の状態も◎。
シャドウでは装着場所が確保できずに、フレームクランプを使ってラジエターの両サイドに装着していたのですが
今回は設置にちょうどいい場所を発見(´∀`)
レギュレーター上のフレーム部分の穴を使って装着しました(o^―゜)b
ホールプラグを外し、絶縁と振動吸収のためにラバーを装着。
ちょいと特殊な形をしていて、両側から挟みこめるようになっています。
次に配線ですが、純正は1個なのに対しMITSUBAは2個なので配線を分岐させなくてはいけません。
まずは純正ホーンから配線を外し、(そのままでは装着位置まで届かないので)延長と分岐を行います。
(硬くて)どうしても配線が外れない場合は端子の手前で配線を切りましょう、
どちらにせよ延長する場合は端子を切って作り直した方がトラブルも少なくなります(´∀`)
延長配線は長めに取っておき、装着直前に合わせてカットすると失敗も少なくなります(o^―゜)b
加工が完了したら配線を目立たないようにタンク下~コイル~フレーム裏(一例)を這わせて要所で固定。
4本に分岐した配線に+と-の区別をつけやすいように、配線を色別で分けたり
それぞれを熱収縮チューブなどでまとめると加工跡も隠せて外観もスッキリします(o^―゜)b
ホーンを装着して長さを確認後、配線を適切な長さにカットして端子を装着。
今回の方法では配線が下にあるレギュレーターに若干接触しますが、
クロームパーツではないので問題なしΣ(・ω・ノ)ノェェエ
正直、ホーンのステーを加工せずにここまで綺麗に装着できるとは思っていませんでした。
この角度なら、雨水の浸入を防ぐと共に音が綺麗に鳴り響いてくれます。
唯一のリスクとしては、この状態でフォークが沈みきるようなフルブレーキングやギャップを拾うと
Fフェンダーと接触する可能性があるということです。
と言うのも、それから後にレギュレーターカバーの装着に伴ってホーンの位置を変えたのですが、
フレームが斜めのために装着位置が上へ行くに従ってFフェンダー側へ近づく結果になります。
カバーの厚み分のわずかな移動だったにも関わらずフロントフォークが沈んだ際にフェンダーと接触。
フェンダーには見事にホーンを形取ったかのような凹みができてしまいました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \
下が結果的に失敗に終わった装着例。
アジャスターダストカバーとの位置関係を見れば上に上がっているのがお分かりかと思います。
そこで、急遽ホーンの移設を決行。
前回のように純正でもありそうな感じであれば、多少目立っても問題無いのですが、
クランプ等を使ってあからさまに後付けしたような見た目は困りもの。
担当のHさんにも協力頂いてアレコレ検討した結果、フットボード下に装着決定(・∀・)!
大きな注意点としてはバンク角が今まで以上になくなること。
コレは相当悩みましたが、他に場所が無いのと自分はそこまで倒し込んで走らないということで決行!
フットボードのラバークッションを一部切り取り、その穴にステーを加工してホーンを取り付け・・・。
切り取ったのは4点留めの1箇所なので、クッション性能に支障はありません(´∀`)
レギュレーターまで引っ張ってきていた配線を更に延長し、配線が目立たないように車体下部でシッカリ処理をします(o^―゜)b
取り付けが完了してホーンを鳴らすと、やはり以前に比べて音が小さく聞こえます。
ここで、同メーカーのリレー回路を急遽購入。
詳しい説明は出来ませんが、このリレー回路というのは
ホーンを鳴らすために必要な電気をバッテリーから直接拝借し、本来の音量で鳴らすことができるというもの。
取り付け自体は難しくないのですが、バッテリーからフットボードまでの綺麗な取り回しが思いつかず
Hさんに取り付けを依頼したのですが、最終的にはタンクまで外してしまったということです( ̄▽ ̄;)
以前と全く変わらぬ外観で戻ってきましたが、ホーンからはリレー回路を組んだ証のイエローの配線(・∀・)
家に帰ってホーンを外し、洗車時等に入った水分を綺麗に取り除きます。
イエローの配線も目立たなくさせるため、熱収縮チューブを巻いて再び取り付け。
期待に胸膨らませてホーンのボタンを押すと、以前とは一線を画す大音量で車体がかすかに震えるほど。
マフラーにも負けない程の音量ですが、コレでも車検に通る音量なので文句無しです( ̄▽ ̄)
これで外装との接触は免れたのですが、やはりコチラも使っているうちに欠点が。
1.バンク角が予想以上に削られた(ローダウンしてるので尚更)
2.足元なので水が入りやすく、真横向きなので入った水が出にくい。
3.やっぱダサい(自爆)
というわけで、最後の移設を決行。
今回はフットボード下に装着する際に対立候補になっていたので、すぐに決まったのですが
最後の場所はリアタイヤとサドルバッグの隙間Σ(・ω・ノ)ノェェエ
リアフェンダー付近はフェンダーサポートやサドルバッグブラケットなど、
およそステーを取り付けられそうなボルト穴が数多くあります。
すぐ側にはリアサスもありますので、配線の接触も考慮して慎重に位置決め。
一番気になっていたのはサドルバッグとの接触ですが、車体の振動で接触は免れません。
そこでホーンの周囲にモールを取り付け、逆に隙間を無くすように取り付けました。
こうすることで震えた際に接触までの反動が和らぎ、被害を最小限に食い止めることが出来ます(o^―゜)b
モールも弾力性があるのでコレで傷はつきません( ̄▽ ̄)
続いてシートとタンクを外して、ダウンチューブ付近の配線をバッテリーまで引っ張り出し
バックレストとサドルバッグブラケット、リアフェンダーストラットを外してフレームを剥き出しにします。
配線をシート下からリアフレーム、そしてリアフェンダーサポートの内側を這わせ、各部を元に戻します。
サポートとリアフェンダーの開いた隙間から配線を出してホーンと接続・・・完成━(゚∀゚)━!!
ご覧の通り過去最高の仕上がりヾ(*´∀`*)ノ
サドルバッグを着けると配線は勿論、本体すら殆ど見えません。
この後、フィラーストリップを装着したので文字通り全く見えない状態になりました(o^―゜)b
聞こえ方は若干小さくなりましたが、水の侵入も今までで一番少ないということでココで最終決定(´∀`)
しかし過去最大の欠点として、右にはブレーキ、左はベルト、奥にはホイール、手前にはリアサスと
まさに大事なパーツのオンパレード、一言で言えば非常にリスクを伴うということ。
ベルトやブレーキに巻き込めばかなりの修理代になると思います。
※装着はくれぐれも自己責任で(o`∀´o;)
・MITSUBA ALPHAⅡ/SILVER
・MBW-2E17S
・¥6,930
・ホーンハーネスセット