『チリも積もれば山となる。』
その意味の大きさを教えてくれたのは、やはりこんな小さなパーツでした。
待ちに待ったクローム・インナープライマリー装着の日(´∀`)
この時、エンジン周囲ドレスアップの仕上げとして同時にお願いしたのがエンジン周囲のボルトのクローム化ヾ(*´∀`*)ノ
エンジン周囲のボルトは大きく5つのキット
(プライマリーカバー、トランスミッション、カムカバー、ロッカーカバー、リフターブロックの5つ)として販売されており、
それぞれの面倒なサイズ計測が必要ありません(o^―゜)b
しかしながら、取り付けまでには大きな壁があちこちに立ちはだかります。
まず交換の難易度。
上から被せるだけのカバータイプに対してコチラは交換のためにエキパイやタンクを主とする
脱着が非常に面倒なパーツを全て外さなければいけないのは勿論、
ボルトを交換するほぼ全ての場所でオイルが回っているので、装着の際の締付トルク管理が非常に重要になります。
当然ながら各部でガスケットの交換も必要になり、装着をしくじるとオイル漏れの可能性があるのでそう簡単に手を出せない状態。
ボルト部に関してもクローム塗装によってわずかながらも厚みが増してしまっているので場合によってはボルトがうまく噛み合わず、
ダイス等で整形をした後にカジリ留めを施して装着しなければいけません。
それらを踏まえると例えプロの方にお願いしても、かなりの作業時間とそれに伴う工賃が必要です。
次に交換後のメンテナンス。
ボルトを装着するということは必ず何かしらのツールを使わなければならず、双方が接触した部分にはわずかながら傷が入ります。
それが後にどういう結果を招くかというと、赤錆の発生です。
コチラでも触れたとおり、これこそクロームハードウェア最大の欠点。
装着後の手入れを怠るとまさに悲惨の一言、時には『クロームにしなきゃ良かったかな』と思うことがあるほど。
そこまでしてハードウェアにこだわる理由としてはやはりボルトが醸し出す無機質感。
ボルトカバーでは出せないバイク本来の姿こそ我がスタイルの主力となるからですね(o^―゜)b
それでは御馴染みビフォーアフター(・∀・)
ボルトそのものは小さくそれほど目立たないのですが経年と共に白っぽくなり、勿論手入れも不可能。
クロームのように赤錆こそ発生しないものの、このままではせっかくのクロームパーツも魅力半減(´д`)
そしてコチラが交換後、文字通り生まれ変わったかの如き姿で目の前に現われました!
こんな奥までι(◎д◎)ノヾ
一本々々のボルトの大きさは小指ほどですが、だからと言って決して侮れません。
ご覧下さい、今回交換されたボルトの総数大小合わせてなんと70本以上(◎o◎;)!!
※写真は一部です。
さすがにこれだけの数です、結果的にはヘタなクロームパーツ以上に効果があったと言えるでしょう(゚д゚;)(。_。;)ウン!
エンジン周囲が中心のドレスアップながらも、車体に与える影響はかなりのもの。
仮にストックの車両に施したとしても、車体全体のクオリティが一気に跳ね上がります゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
交換後のメンテナンスは怠り無く(o^―゜)b
・クローム・ハードウェアキット/プライマリーカバー用
・94052-03A
・99年~06年ツーリングモデルに適合。
・¥12,400
・クローム・ハードウェアキット/トランスミッション用
・94054-03
・99年~06年ツーリングモデルに適合。
・¥9,640
・クローム・ハードウェアキット/カムカバー用
・94058-03
・99年以降ツーリングモデルに適合。
・¥8,370
・クローム・ハードウェアキット/リフターブロック用
・94068-03
・99年以降ツーリングモデルに適合。
・¥5,320
・クローム・ハードウェアキット/ロッカーボックス用
・94059-03
・99年~07年ツーリングモデルに適合。
・¥8,880