タイマーカバーを交換したのであれば、ということで同時にボルトをクロームに交換(゚∀゚)人(゚∀゚)
『やった~ヾ(*´∀`*)ノ』と言いたいトコロですが、今回は結果以上に重大な内容をお話したいと思います。
それはクロームメッキのボルトの最大の弱点とも言える部分。
単刀直入に言ってしまうと、非常に錆びに弱いということです。
外観は別の機会に改め、今回は内部(スクリュー部分)のお話をさせて頂きます。
タイマーカバーを外された方はおわかりかと思いますが、このカバーを外しても中には何もありません。
年式、車種で違いがあるかもしれませんが、自分の車輌に関して言えば上記に加えてガスケット類すら一切ついていません。
何が言いたいのか・・・ズバリ、水分です。
雨や水を使った洗車など、コチラに水がかかると金属同士の隙間なので難なく内部に入り込みます。
当然ながらここもエンジンの一部、走った直後にココを触ると熱くて触れないほどの熱が発生します。
湿気と熱(蒸発)で繰り返しダメージを受けたボルトは短期間で錆が発生。
中に何も無いのが逆に仇となり、タイマーカバー交換時以外は殆ど触らないので見事に固着。
特にクロームボルト装着時の被害は甚大、かろうじて救出したボルトはこんな状態になっていました。
ご覧の通り、誰がどう見てもかなり危険な状態です。
仮にこんな小さなボルトが折れればどれほど救出するのが大変なことか、言わずともわかると思います。
救出が不可能な場合はカムカバーごと交換しなくてはいけません。
※自分のタイマーカバースクリューは(救出不可能のため)1本折れたままになっています。
対策としては装着前に必ずスレッドコンパウンドを散布してください。
エンジン内部に貫通していないので何の問題もありません(´∀`)
定期的なボルトの脱着も固着を防ぐ非常に有効な手段です(o^―゜)b
このようにクロームカスタムは時として非常に高いリスクを背負う場合があります。
特に今回はボルトカバー等でのドレスアップが不可能なので、DO or NOTの究極の選択になってしまいます。
それでもメッキはやめられないというメッキ病患者様は上記の対策をシッカリ行って下さい(o^―゜)b
・クローム・タイマーカバースクリューキット
・32690-99A
・トルクス・ボタンヘッドスクリュー、5本セット。
ツインカムモデルで5ホールタイマーカバー装着車に適合。
・¥3,040