ハーレーでラインナップされている数あるカラーリングの中でもやはりトレードカラーと言えるのが
バー&シールドロゴに代表される白、黒、オレンジ(o^―゜)b
我がロードキングでもこのカラーリングを考慮し、それ以外のカラーを極力取り除くように努力しています。
しかし、正に一番身近とも言える部分でこれ以外のカラーが多数存在しています。
それが今回のターゲット、インジケーター(・∀・)
中央のニュートラルと両端のウインカーがグリーン、左のハイビームランプがブルー、右のオイル警告灯がレッドと実にカラフル。
出荷時での状態なので当然と言えば当然、皆さんも何の抵抗も無く乗っていると思います。
しかし夜になるとメーターランプのオレンジも出てきて全くと言っていいほど統一性が無く、
このインジケーターランプの色をどうにかできないものかと考えました。
そこでまず内部の状態を確かめるべくコンソールを分解してみたのですが、驚愕の事実がι(◎д◎)ノヾ
何と電球に一切の色がついておらず、更にベゼル(表示窓)もクリア。
通常光に色がついているのはバルブそのものに色がついていたり、バルブに色つきのキャップを被せていたり
ウインカーやテールのようにレンズに色をつけていたりと、何かしらの方法で点灯時と同じ色がついています。
しかし今回のソレは双方が立派なクリア、外観だけで言うとクリアウインカーレンズにクリアバルブのような状態。
そこでベゼルを外してバルブが剥き出しの状態のまま結線、イグニッションをオンにすると・・・
なんと、クリアバルブからカラフル模様がι(◎д◎)ノヾ
そうです、コレはバルブじゃなくてLEDなんです。
最近のスクーターなどがよくやってる電飾と同じ仕組みですが、てっきりバルブと思い込んでいただけに事態は一気に暗礁へ。
まず新しいLEDの調達法。
ディーラーは勿論、バイクや車のパーツショップから電器店に至るまでこんなLEDを在庫している店なんて見たことがありません。
次に交換法。
バルブであればソケットから引き抜いてポンッと交換出来ますが、今回のソレは小さな基盤に胡麻のようなハンダづけ。
周囲にも小さなパーツが列挙しており、交換には慎重を要します。
最後にLED特有の電気回路構成の難しさ。
バルブであれば本体にワット数やボルト数が表示されているので同じ規格のバルブを選ぶだけですが、
LEDに関しては装着する側のボルト数に応じて抵抗を増やし、任意の明るさを得ると言った方法なのです。
抵抗が少ないと発熱による回路やLEDの故障、多いと照度不足といった感じですね。
更にLEDは任意のボルト数でも色の違いで抵抗値に違いがあるらしく、その組み合わせは全く見当がつきません。
特に自分のような電気音痴にとっては、回路よりも先に自分の頭がショートしてしまいそうです。
これまでにない程の難敵を迎えて一度は諦めかけたのですが、そんな折に近所にLEDを販売している店を発見。
とりあえず行ってみると、店内には色鮮やかなLEDがズラリ。
大きさにも細かい設定があり、あちこちにΩやらVやらの古代文字が。
唯一の救いが予想を遥かに越える安価だったこと、『これなら失敗してもすぐ買い直せる』ということでとりあえず購入。
この時点で色が決まっていなかったのでホワイトとオレンジの2種類を購入。
ホワイトでは落ち着いた高級感を、オレンジはメーターと統一感を出すのが狙いです(o^―゜)b
小さな説明書を見てみると12Vには付属の抵抗を一つ着けるようにと書いてありましたが、ここで素朴な疑問が。
ストックの基盤にはLEDが基盤に直接着いており、間に抵抗らしきものがありませんでした。
裏側を見ると周りに小さな四角のソレらしきものが。
『これが抵抗なのかな?』
なんて考えている内にソレが何なのか確認する間もなく『とりあえず交換してみるか』といった流れに。
コンソールから基盤を外して部屋に持ち帰り、早速交換。
30分ほどで作業は終了、装着してイグニッションを入れると5個中2個しか点灯せず。・゚・(ノД`)・゚・
やはり抵抗が必要?接触不良?ハンダで回路を焼いてしまった?等、考えられる原因は数知れず。
点灯しない原因が全く見当もつかないまま、諦め半分でチェックをしているとある異変が。
LEDの内部をよく見てみると左右非対称になっており、点灯しない3つだけが逆を向いていたのです。
部屋に戻って説明書を見ると予想が大当り。
足の長短で向きが区別されており、自分はそれに全く気付かないまま適当に装着していたのです。
※写真のLEDは外したものなので足は切ってあります。
要は電池やバッテリーと同じく、LEDにも+と-があるという訳です(o^―゜)b
早速向きを揃えて再装着、バイクに繋げると・・・
『光ったー(・∀・)!』
今度は見事に全て点灯。唯一気になっていたウインカーランプの点滅も問題ありませんでした(o^―゜)b
ご覧の通りカラフルが故のオモチャっぽい感が全くなくなり、文字通り高級外車にグレードアップ(゚∀゚)人(゚∀゚)
しかしこのホワイトには重大な欠点があり、直視すると目が痛くなるほどの明るさを持っているのです。
どれほど明るいかと言うと下から至近距離でハイビームを浴びてるような状態、一度視線を合わせると一瞬で目がチカチカします。
夜になると更に強烈、冗談抜きでサングラスが必要なほどです。
写真では角度を調整して撮影しているのでそれぞれのベゼルの形がハッキリわかるのですが、
実際の乗車位置から見るとあまりに明るすぎて丸くボワッと光り、人魂のようです。
コレはさすがにマズいということで同時に購入したオレンジに変更。
明るさは(数字で)ホワイトの1/4程度ですが、それでもストックとは比較にならないほどの明るさ。
オレンジでも統一感や高級感は十分、トレードカラーなので違和感も全くありません(o^―゜)b
全部同じ色になると何が何だかわからないのでは?という意見もあると思いますが、
ウインカーは点灯ではなく点滅、残りのランプも使用する場面が限られているので間違えるということはまずありません。
逆に明るくなったおかげで昼間でも確認しやすく、車線変更時などにあるウインカーの消し忘れも以前より減りました( ̄▽ ̄)
唯一の難関はやはりハンダづけ、他の回路へのショートが無いよう慎重に作業して下さい(o^―゜)b
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