サドルバッグが標準装備されているバイクは数多く存在しますが、
あの恐怖感さえ覚えるほどの極太のリアビューはツーリングモデルならではの特権ww
しかし、そのあまりに広い横幅のせいでリアフェンダーとサドルバッグの隙間が非常に広く、中のリアサスやブレーキが丸見え(´Д`)
これがたまらなくカッコ悪いと言うオーナーさんも多いのではないでしょうか。
時は進んで2006年、カスタムツアラーとしてFLHX・ストリートグライドが衝撃のデビュー。
中でも、このリアフェンダーは誰しも驚いたのではないでしょうか。
今回問題の隙間とリアフェンダーレールにあたる部分まで外装と同色でスッポリ覆われ、
エンド部分の3つのラインにはLEDを内蔵して実にスタイリッシュなリアビュー。
例え一番シックな色であるブラックでさえもその存在感はかなり強く、スタイリングは既存とツーリングモデルとは一線を画します。
その変わり様はリアフェンダーと言うよりもリアカウルと呼んだ方がいいのではないかと思うほど。
しかしながらアナログ全開の自分のバイクにはこの手のカスタムが似合うはずもなく、
今回紹介のフィラーストリップを装着することにしました(o^―゜)b
このフィラーストリップは大きく2種類に分類され、1つがサドルバッグガードレール非装着車向けのソリッドタイプ。
もう一つが逆にガードレール装着車向けのスロットタイプ。
自分はガードレールを装着しているのでスロットタイプですね(´∀`)
2005年辺りまでそれぞれブラックとクロームの2種類、合計4種類がラインナップされていましたが
上記FLHXの登場により、ツアラーのカスタムシーンも大きな変化を見せています。
ソリッドタイプはFLHXスタイルを手軽に手に入れられるように、車体のカラーに合わせて選べるカラーマッチに進化を遂げ、
逆にガードレールを装着することでノスタルジックなスタイルが前提となるスロットタイプは
FLHXが得意とするバガースタイルの波に押されてブラックまでもが廃止。
クロームのみのラインナップになってしまいました(ToT)
仮にクロームを装着して似合わないとなればブラックに塗装するしかありません。
どちらにせよスロットタイプを手に入れないと先へ進めないので、とりあえずクロームのままで装着してみることにしました(o^―゜)b
それでは作業開始(´∀`)
サドルバッグを外してリアフェンダーサポートを見ると、ボルト穴が上に2つ、下に1つ着いていますので
ボルトが着いている場合は全て外して下さい、写真の場合だと一番下にボルトがついているのでコレも外します。。
次に装着イメージの写真を拡大したモノをお見せしますが、左右同じかと思いきや切れ込みの両端で微妙に厚みが違います。
下の写真は車体右側の写真。 左がリアフェンダー、右がサドルバッグ、よーく見て確認して下さい(o^―゜)b
これはカタログを見ても確認できますので、広い方をフェンダー側に向けて装着します(o^―゜)b
締める部分はサポート3ヶ所の内、2ヶ所。
コチラはツアーパック用のドッキングハードウェアやウルトラに標準装備のサドルバッグガードレールを装着車輌各々で
ボルトを装着する部分が違ってくるのでそれぞれの車両の状況で確認して下さい( ̄▽ ̄)
※今回はロードキングなので何も装備されていない状態で説明していきますm(__)m
強度を考えると一番下は必須、残る1つは移設したホーンと一緒に装着してみることにしました(o^―゜)b
フェンダーサポートと今回のパーツの間に厚い方のスペーサーを挟んだ状態で内側からボルト&薄いワッシャーで締めます。
順番をまとめると
リアフェンダーサポート⇒厚ワッシャー⇒フィラーストリップ⇒(自分はここにホーンのステー)⇒薄ワッシャー⇒ボルトです(o^―゜)b
最後にパーツに空いている反対の穴からツールを入れて締めていきますが、
ボルトに緩み止めのシールが着いているのでパーツが固定されるまでシッカリ締めていきましょう( ̄▽ ̄)
穴から反対側を覗くと右の写真の状態ですね(o^―゜)b
付属の細目のボルト4本はサドルバッグブラケットに使用するボルトかと思われますが
自分はクローム・ハードウェアに交換済みのため、使いませんでした(o^―゜)b
ボルトを締めたらガタツキが無いか念入りにチェック、サドルバッグを元に戻して完成(゚∀゚)人(゚∀゚)
たったこれだけの隙間を埋めただけにも関わらず、ビックリするほどリアボリュームが増大。
装着前と比べると車体の重心がより低くなったような感じになり、想像以上の変貌ぶり。
それまでサドルバッグに迫力負けしていた感のあったリアフェンダー周りが一気にボリュームアップ、バランスも良くなりました( ̄▽ ̄)
当初はブラックを装着したいと思っていたのですが、改めて見るとクロームの方がノスタルジックになってくれた感じがします(o^―゜)b
車体が黒なのでクロームでも派手すぎるといったことも無く、
自分の目標であるブラックとクロームのコントラストという点では最高の結果になってくれたと思います゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
・サドルバッグ・フィラーストリップキット/スロット
・45896-98
・95年以降エレクトラグライド(FLHXを除く)、94年以降FLHR(FLHRS除く)、93年以降FLHS、
99年以降FLTRでノスタルジックサドルバッグガードレール90839-94装着車、
98年FLHRCIでノスタルジックサドルバッグガードレール91265-98装着車に適合。
98年以降FLHRCIでデタッチャブル・リアドッキングキット装着車は不可。
フェンダーレール91019-92Aとは併用不可。
・¥24,400