※リアサスの体感性能に関しては個人差、体格差や積載、セッティングなどでかなりバラつきがあります。
コチラのインプレはその性能を保証するものではないことをご理解下さいm(__)m
納車直後に装着し、二度目の車検(約25,000km)でヘタりが見られたリアサス。
正直言うと『(ヘタりが)早いなぁ』という感じだったのですが、
二輪の中でもメタボなツーリングモデルを支えているというワケで、仕方無いと言えばその通り。
『短命は割り切るしかない』ということで、思い切ってリアサスの交換に踏み切ることにしました(o^―゜)b
特にコレにしよう!といった強い希望があったワケでは無かったので、とりあえず数種類に絞ってみました。
1、オーリンズ(12インチ)
2、プログレッシブサス(11.5インチ)
3、(FLHRS/FLHX標準装備)純正ローダウンエアサス(12インチ)
筆頭候補はやはり定番オーリンズ(´∀`)
悪い評判は一切無し、文字通り優秀の一言で装着率もダントツの大人気サスです(o^―゜)b
しかし、簡単にコレと決められない唯一の不安材料・・・それは『車高が0.5インチ上がる』ということ。
足付きにおいて1センチ(つまり0.5インチ)の変化というのは想像以上。
11.5インチの車高ですらカカトが着かないような自分は『たかが1センチ』などと安易に考えられません。
敢えて対抗できる唯一の武器と言えば、納車から3年経って車体の扱いも多少慣れてきたという経験ですが
自分のように立ちゴケ常習だとてんで使えそうにありません。
まずは実際に(自分の車輌で)その高さを体験すべきだということで12インチのエアサスでテスト走行(´∀`)
まず、一番に驚いたのはエアサスそのものの性能。
小さな段差でさえガタつきがあったそれまでのサスとは大違い。
ガタつきがなくなって滑るような走りになったことで、交換後の体感速度が20km/h近く遅くなったほど。
(つまり60km/hで走ってるつもりが80km/h出ていたということです。)
快適性という点では電車から新幹線に乗り換えたほどの違いがありましたΣ(・ω・ノ)ノワカリニクッ
しかしながらやはり1センチの壁は非常に大きく、予想以上の車高の上がり方。
自分の体重が軽いせいで車体はちっとも沈まず、この時点で両足はツンツンプルプル状態。
街乗りなどは平気だったのですが、駐車⇒出発の際などの取り回し時や不意の停車時に不安が・・・。
立ちゴケ等も必然的に増えるということで、1センチ増で背負うリスクとしてはあまりにも大きいと言えます。
そうなると残る選択肢は一つ、プログレッシブサスの11.5インチでより高性能なタイプということになりました。
プログレで適合する主なラインナップで、現在装着の412を除くと418、440の2つ。
理想はド真ん中ストレートでエアテイルなのですが、金額が場外ホームラン。
と言うより論外ホームランなので省略。
自己評価をすると、440やオーリンズは自分にとっては手に余るほどの性能を持っていると思われます。
要は宝の持ち腐れですね、高性能サスの良さがわかるような大した走りは今も出来ていませんwww
自分的に言えば、まっすぐ走っている時のガタつきが今より無くなってくれればそれで十分。
というわけで今回は418を選んでみました、コレでも不満があれば440かオーリンズにしようという結論です。
ちなみにクローム病の自分がなぜにリアサスだけブラックを選んでいるかと言いますと、
あまり手入れが行き届かない部分なのでクロームでは逆に汚れが目立つためです(o^―゜)b
交換は非常に簡単、リアタイヤが回せるまでジャッキアップして片方ずつ交換(o^―゜)b
交換前後が同じ長さであれば文字通り、ポン付けと変わらぬ難易度です。
違う長さの場合はボルトがスムーズに入る位置までジャッキを微調整しながら交換しましょう(・∀・)
交換して真っ先に思ったのが、418のトレードマークと言えるビレットアルミニウムをメインとしたルックスの良さ。
説明書きによると、このリアサスには航空機材に使用されているものと同じアルミを使っているとのこと。
当然ながら耐久性が高いということは重量車のロードキングにとっては何よりの安心材料(o^―゜)b
更にスプリングのコイル数(巻き数)が倍近くに膨れ上がり、頑丈そうなイメージを強調。
性能面は412でも御馴染みだったカム式4段階プリロード調整(下写真左)に加え、
418ではダイヤル式5段階伸び側ダンピング調整(下写真右)までもが可能に(◎o◎)!!
・418 TWIN SHOCKS/11.5inch/BLACK
・418-4806B
・¥69,090(ACTION TOOLS)