HONDA MAGNA50
2004 02/23 ~ 2004 04/01
一人暮らしを始めるにあたって何かと大事なのが移動手段。
全てのことを一人でしなくてはいけないので、ちょっとした買い物なんかでも出来る限り効率良くしたい。
徒歩で通勤や重い荷物を抱えた買い物が出来るはずもなく、すぐに移動手段のためのバイクを探しました。
当時はホンダ・ズーマーなどが人気絶頂の時期(´∀`)
そこで何気なくホンダのサイトを見ていると、ふと目に止まったのが今回紹介のマグナ50。
『か、かっこいい・・・(*´д`*)』
50cc=スクーターといった程度の認識しかなかった当時の自分にとって、
マグナとの出会いはあまりにも衝撃的で、灰色がかった自分の心は一瞬でピンク色。
50ccクラスでこの手のバイクは他の国産メーカーに無く、頭はすぐにマグナ一色。
これが自分のアメリカンバイクとの出会いの始まりでした。
そこで近所のバイク屋さんを検索すると、大きめのショップが1軒見つかりました。
翌日、タクシーに乗ってショップへ。
スタッフにマグナの話をすると、中古車ありということで早速見せてもらいました。
当時の感動は今でも忘れません、目の前に憧れのマグナが(*´д`*)
※残念ながら当時の写真は皆無、ご了承下さい(o_ _)o
50ccクラスでは異例の96kgという大きな車体、見ているだけで鼻血が出そうになりました。
しかしここで問題発生、自分がショップを訪れた2004年にはブラックが存在しなかったのです。
マグナにブラックが採用されたのは2001年~2003年、飛んで2007年。
1年前のモデルにブラックがあっただけにどうしても諦められず、全国から在庫を確認して貰うも見つからず・・・。
理由としては2004年のブラック廃止と同時に中古車市場のブラックが一気に激減。
仮に見つかったとしてもブラックは人気車でかなり使い込まれており、どれも状態が悪いとのこと。
そこでお店にあったシルバーを契約、+¥60,000でブラックに全塗装をお願いしました。
見積もりを出すまでも無くあっさり新車の金額を越えましたが、マグナに乗れると思えば二つ返事。
数週間後、塗装が完成していよいよ納車(・∀・)!
しかし、ここで更に大きな問題発生・・・。
クラッチツイテル━━━━━(゜A゜)━━━━━ !!!!!
車の免許は持っていたので言葉の意味はわかりましたが相手は二輪、さぁ大変。
1速と2速の間にニュートラルという仕組みを聞いただけで、頭の中はすでにメソポタミア文明。
そこで、納車を前にスタッフによる異例の店内教習をして頂き、何とか無事に納車となりました。
納車から1ヵ月後、アメリカンバイクに覚醒した自分は様々なバイク雑誌に目を通す日々。
そんな中でご存知我が二代目のバイク、シャドウと出会いました。
それは同時に中型バイクへの目覚め、クラシックスタイルへの目覚め。
そして現在進行形であり、究極の理想形とも言えるロードキングへの道のりの第一歩でもありました。
『マグナであんなクラシックスタイルが作りたいな・・・』ということで思い切って購入したのが
デイトナ製のクラシックディープフェンダー前後(廃番)とCLUB AMERICAN製(by KITACO)のスラッシュカットマフラー。
しかし時すでに遅し、心ここにあらず。
ブレーキの利かない暴走列車と化した妄想は誰にも止められず、パーツ装着からわずか数日後にシャドウを契約。
納車からわずか39日後に売却という大記録を叩き出してしまいました。
全塗装の上にフェンダーとマフラーが新品になった我がマグナは、メーターの数字からはとても想像出来ない
新車のような姿で1ヶ月前と同じ場所に座り、値札を貼られることになりましたwww