皆様もすでにご存知の通り騒音規制や排ガス規制が厳しくなった昨今、
社外サイレンサーの購入及び取り付けはディーラーでお願い出来なくなりました(純正サイレンサーへ戻すのは可能です)。
しかしハーレーの醍醐味とも言える理想のVツインサウンドを奏でるため、やはり交換は必須。
サイレンサーの交換は結構大変そうなイメージがありますが、使用工具も非常に少なく
作業内容自体が非常にシンプルなので、これこそメンテナンスの入門編としてふさわしいメニューかと思います(o^―゜)b
まずはコチラを参考にサドルバッグを外します。
サドルバッグが外れたらお待ちかねサイレンサーの登場です。
ツアラーのサイレンサーはサドルバッグサポートに装着されているマウンティングブラケットを介して2本、
エキパイとのクランプの3ヶ所×左右の合計6本(o^―゜)b
用意するものはラチェットハンドル(締め付けトルク的に全長250mm程度がオススメ)と9/16&1/2インチのソケット(可能であればロングソケット)。
それでは作業開始! まず9/16で①のクランプを緩めます。
コチラはある程度緩んだだけでは回りませんので、完全に緩めてしまう感じでオッケーです。
ナットが緩んだらクランプ本体を動かしてみて、動くようであれば細かく回しながら車体前方へ移動させ
サイレンサーに重ならない状態にしておきます。
エキパイ側に行くとクランプがクルクル回るくらいの余裕が出来ますのですぐにわかるでしょう。
回りにくいない場合はCRC(潤滑剤)等を使って滑りを良くしてから回すとオッケーです(o^―゜)b。
次に②と③を1/2ソケットで緩めますが、サイレンサーを下から支えながら緩めるとボルトが外れやすいです。
先ほどロングソケットと言いましたが、写真のような短いソケットで行うとラチェットハンドルがサドルバッグサポートに接触します。
ここに傷がついても全く気になりませんが、勢い余ってサポートに手をぶつけるとコレが結構痛いww
ここでは作業をより楽に行うためのロングソケットなので、短いソケットでも作業は可能です(o^―゜)b
ボルトを外したらサイレンサーが外せる状態になりますので上下左右、あちこち回したりして引き抜いて下さい。
こちらも厳しい場合はCRCをエキパイとサイレンサーの隙間に吹いてあげましょう。
引き抜いたら新しいサイレンサーを装着して逆の手順で完成(゚∀゚)人(゚∀゚)
※装着前もクランプ位置に予めCRCを吹いておくと装着がスムーズになります(o^―゜)b
ポイントとしてはサイレンサー脱着の際、いかにスムーズに出来るかですね( ̄▽ ̄)
時間を取られるのは毎度ココなので、多少面倒でもクランプはサイレンサーから完全に外しておくのが良いでしょう。
尚、再装着時には繋ぎ目という繋ぎ目にスレッドコンパウンドを散布しましょう、次回の脱着が楽になります(o^―゜)b
特にクランプは熱による錆でボルトが固着しやすく、空回りしてしまうことが多くなりますので念入りに散布しておきましょう。
最後に、外したサイレンサーは取り扱いと保管場所に注意してください。