説明するまでもないと思いますが、バッテリーは『第二のエンジン』と言ってもいいほど
非常に重要な役割を果たしていると思います。
バッテリーそのものへのアクセス頻度はそれほど高くないのですが、
逆に言えばバッテリーにアクセスする場合はそれだけ重要度、緊急度が高い場合が多いということです。
そこで、バッテリーに関する共通の作業を簡単にまとめてみようと思います(o^―゜)b
まず、バッテリーにアクセスするにはシートを外さなくてはいけません。
ワンピース、ツーピースともに2番のボルトを外します。
ストックは+のボルトですが、マウントブラケット(12番)を交換している際はそのハードウェアに適したツールをご用意下さい(´∀`)
ここからまずツーピースシート(2分割シート、FLHR等)の解説を(o^―゜)b
ボルトが外れたらパッセンジャーシートを軽く持ち上げてテール側に引くとスッと外れます、力も全く必要ありません(´∀`)
続いてライダーシートですが、リアフェンダーの裏側からスタッドプレートが突き出ており、
それにシートマウンティングナット4番)が2つ着いています。
パッセンジャーシートを引っ掛ける構造なので特殊な形をしていますが、ヘックスになっているので問題無いと思います(o^―゜)b
ナットを外したらシートの後端を持ち上げてスタッドプレートから外し、テール側に引くと外れます(´∀`)
続いてワンピースタイプ(一体型シート、FLHRC、FLHRS等)の場合はツーピースと異なり、タンデムベルトを外す必要があります。
サドルバッグのブラケット(フロント側)と一緒に着いているのでサドルバッグを外し、ベルトの片側を外せばオッケーです(´∀`)
ベルトが外れたら2番のボルト1本で簡単に外れます(´∀`)
サドルバッグブラケットを再装着する場合はまずブラケットを仮留めし、先にサドルバッグを完全に装着してからボルトを締めましょう。
言うまでも無いですが、サドルバッグを装着せずにボルトを締めると位置が合いませんι(◎д◎)ノヾ
これでバッテリーにアクセス出来る状態になります(・∀・)
わっけわかんねぇなこりゃorz ※真ん中の『03・7~』と書いてあるのがバッテリーです( ̄▽ ̄;)
ここから先は各々の作業によって内容が違いますが、
いかなる配線作業も必ず-(黒い端子)から外し、
繋ぐ時は+(赤い端子)からというのを覚えておきましょう。
この順番を間違えると(+から外したり-から繋いだりすると)ショートは勿論、感電の恐れがあります。
日々の生活に刺激が欲しい方はどうぞ。
余談ですが、バッテリー上がりの際にブースターを使って救援される場合は上記と順番が違います。
①赤のクリップをダメ車輌故障車輌の+へ。反対の端子は金属に触れないように。
②反対の赤クリップを救援車輌の+へ。
③黒いクリップを救援車輌の-へ。
④ここで救援者のエンジン始動。ジャンジャン煽りましょう(o`∀´o)v
⑤反対の黒いクリップを故障車輌の-へ。
スパークが生じますが、焦らず確実に接続しましょう。
特にハーレー同士の場合は始動時の振動でクリップが外れるなんてこともありますので
各端子への接続を確実に行ってください。
ロードキングに関してのみかもしれませんが、救援(される)時は位置的に端子にアクセスしにくいので
(スパーク時の周囲への被害を防止するためにも)あらかじめバッテリーをフレーム内から浮かせておくと作業しやすいと思います。
外す際は逆の手順で(o^―゜)b
ポイントとして、ハーレーのスターターはかなりの電力を必要としますので出来る限り大きな車やバイクで救援を行って下さい。
特に注意が必要なのが冬季にバッテリーが上がり、同じガレージ内に停めてあるセカンドバイクなどからの救援。
コレはオススメできません、場合によっては救援車のバッテリーが一発昇天してしまいます。
セルの周りが弱いと感じたら早めの充電を心掛けましょう(o^―゜)b