アメリカンスタイルのバイクにとってルックスの要とも言えるエアクリーナー(´∀`)
しかしストックに関しては巷での人気はイマイチで性能が飛び抜けて良いわけではなく、キャブのSJ、MJ交換時にも脱着が必須。
無駄とまでは言いませんが、その大きなボディーでハーレーエンジンの象徴とも言えるプッシュロッドが殆ど見えないなど
一部からは弁当箱と言われています。
個人的にはフルメッキの弁当箱とはなんて贅沢なんだと萌え死にしてしまいそうなトコロですが
萌えてる部分がまるで違うので素通りします。
エアクリーナーの役割は吸気、やはりここは性能を優先して交換される方が多いようです。
というわけでエアクリーナーの脱着方法を簡単ながら紹介しようと思います(o^―゜)b
まずは中央のボルトを外します。
これで表面のカバー(10番)が外れますが、大きくて掴みにくいので落とさないように気をつけましょう。
カバーを外すと大きなフィルター(13番)が現れ、ブラケット(15番)を挟んで3本のボルト(写真左下)で固定されています。
ここのボルトはトルクスなので、間違えて(工具が無いと言って)ヘックスを使わないようにしましょう。
※初期のTWIN-CAMはヘックスになっているようなので各々の車輌でシッカリ確認してください(・∀・)
結構長いボルトなので、ある程度緩んだら手でクルクル回して外しましょう(´∀`)
フィルターと黒いバックプレート(11番)を繋いでいるのは黒いブリーザーホース(16番)とガスケット(8番)だけなので
フィルターをそのまま手前に引っ張ると外すことができます。
この時、ブリーザーホースがフィルターにくっついて外れたり、車体に残って外れたりしますが
どちら側も容易に脱着できるようになっていますので問題ありません(o^―゜)b
車体からブリーザーホースを外すとブリーザースクリュー(14番)が出てきますが
こちらのスクリューは(シリンダーに直接装着されているので)エンジン停止直後はかなり高温になっております。
素手で触ると間違いなく火傷しますので、必ず常温であることを確認してから触れて下さい。
こちらを7/16ソケットで外しますが、ロングソケットを持っていらっしゃる方はソチラの方がベストです(o^―゜)b
ブリーザースクリューを外してバックプレートを手前に引いて外せばキャブレターとのご対面(´∀`)
この時、ガスケットが1枚(上記写真右上)と11番の裏側にOリング(2番)がついておりますので紛失に気をつけて下さい。
後はお好きなエアクリーナーを装着になりますので、各エアクリーナーの取扱説明書に従って装着して下さい(o^―゜)b
引き続きキャブレターの脱着を行う方はこちらへ。
尚、純正のエアクリーナーを再装着する時、1つだけポイントがあります。
エアクリーナーを外すとバックプレートとキャブレターの位置関係がズレている場合があり、
ブリーザースクリューを先に装着するとフィルター固定用のボルトがうまく入りません。
コレを回避する方法は、先にフィルター固定用のボルト3本でバックプレートとキャブレターを固定します。
プレートとキャブの位置関係を正常にするためなので、この時点でフィルターは装着する必要はありません。
固定と言ってもバックプレートが落ちない程度、指で回せる程度に仮留めという感じです(o^―゜)b
次にそのままの状態でブリーザースクリューを締め込んでバックプレートを固定。
コレで位置関係が正常になるので先ほど装着した3本を外し、残りは外した時と逆の手順で(´∀`)
面倒なようですがブリーザースクリューを先に締めた場合、殆どの確率でうまくいかないのでこの順序でクセをつけましょう(o^―゜)b